SkeedCastの技術

トップページへ SkeedTech®とは SkeedCast®の技術

1.マルチパス転送と多段転送による高効率配信の実現

デジタルデータをオンデマンド配信するとき、サーバークライアント方式による配信では、同時接続するユーザ数が増えるに従って、データセンターなどの配信元のサーバーと回線を増強する必要があります。
SkeedCast®では、クライアントであるSkeedReceiverが受信したデータが再送信されることにより、限られたサーバーリソースのみで大容量・大規模な配信を実現することができます。また、SkeedReceiverとSkeedShareの協調動作によって、ネットワーク全体として自律的な負荷分散が実現されます。
SkeedCast®では、各ノードは受信したデータをそれぞれのルールに従ってキャッシュします。SkeedReceiverは、SkeedShareによる配信能力が不足するおそれがあるとき、一度受信してキャッシュされたデータを他のSkeedReceiverに再送信することでネットワークに貢献します。これによってネットワーク全体の配信能力が向上し、SkeedShareのみによる配信能力が不足した場合でも、配信を継続することができます。再送信するのは一度受信したデータのみであり、ユーザが利用しないデータを受信して再送信させることはありません。各ノードではそれぞれが自律的にキャッシュを管理します。配信要求が多いコンテンツを優先的にキャッシュし、そうではないキャッシュは自動的に削除されます。これにより、ネットワーク全体としては、参照数の多いコンテンツが多くのノードでキャッシュされ、ユーザが多く利用するコンテンツほど効率よく配信することができます。

次のグラフは、とある配信における配信能力を示したものです。制限されたネットワークトポロジにおいても、ネットワーク全体の配信能力はサーバー群の数倍の配信能力を有することが分かります。配信開始直後はSkeedReceiverによる再送信のトラフィックの総和がSkeedShareによる配信トラフィックを上回っていますが、終盤では配信総量の低下によりそれが逆転しており、SkeedReceiverによる再送信はあくまで補助的な役割であることが分かります。

2.セキュリティの確保とデータの整合性維持

SkeedCast®では、デジタル署名と鍵認証システムを活用することによってセキュリティを確保しています。<※特許取得済: 特許第4403124号「コンテンツ共有のためのシステム、装置、方法およびプログラム」>
SkeedOriginおよびSkeedShareは、認証サーバーによって認証された正規のノードのみがSkeedCastネットワークに参加できます。該当ノードとの通信に際して、認証サーバーによって発行された署名によってノードの真正性が確認されます。また、SkeedReceiverは、認証が必要であると設定されたコンテンツにアクセスする際に、デジタル署名を用いたアクセス権の確認が行われます。
SkeedCast®ネットワークを流通するすべてのコンテンツにはデジタル署名が付与されます。正規のSkeedOriginのみがコンテンツに署名を付与することができ、各ノードにおけるコンテンツの送受信の度に署名がチェックされます。そのため、署名のない不正なコンテンツはネットワークに混入しません。またファイル情報が書き換えられたコンテンツはネットワークに流通できません。

SkeedCast®では、送受信の単位であるキャッシュブロックごとに整合性の検査を行っています。ブロックを他ノードから受信したときやキャッシュから読み出したときに検査を行います。これにより、改ざんされたり破損したブロックは破棄され、流通することはできません。
また、各ノードに保存されているキャッシュは暗号化されており、そのキャッシュが不正に持ちだされたとしても元のデータを復元することはできません。

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