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多数のマシン間における協調動作の実現
- 同一データセンター内の物理/仮想サーバー群から、インターネット越しに広がる無数の一般家庭内のPCに至るまで、規模やネットワークトポロジーに応じた各種の手法によって、多数のマシンから1つのオーバーレイネットワークを構築・維持し、それらを協調動作させることが可能です。
このようにして構築されるオーバーレイネットワークが、 効率が良く信頼性の高いファイル配信やファイル保管の 基盤として利用されます。
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キャッシュおよびプロキシによる高速なレスポンスの実現
- ファイルを配信・保管する際に、オーバーレイネットワーク内の各マシンがファイルの構成ブロックを積極的にキャッシュし、当該ブロックを必要とする他のマシンに対してプロキシとして動作することで、ファイル取得シナリオにおける極めて高速なターンアラウンドタイムを実現します。
キャッシュの世代管理や利用されないキャッシュのパージも、独自の手法によって自動的かつ効率的に行われるため、運用管理の手間を大幅に軽減することが可能です。
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各種の独自プロトコルによる、高性能かつ信頼性の高いファイル転送
- TCPあるいはUDP上に実装された当社独自のプロトコルを、アプリケーションや動作環境に応じて使い分けることで、HTTPやFTP等の一般的な通信プロトコルによるファイル転送よりもはるかに高い性能でのファイル転送を、信頼性を損なわずに実現することが可能です。
その実現例の一つとして、先進的な帯域制御技術によりバルクデータを効率的に転送することが可能です。<特許第5152940号>
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暗号技術の活用による厳密なセキュリティおよび整合性の確保
- グローバルスタンダードな暗号技術に当社独自の工夫を加えて高度に活用することで、機密情報の漏洩や盗取を厳密に防止しています。
<特許第4403124号>また、ファイルの保管や転送における整合性の維持・確保も暗号技術を応用することで、効率的かつ確実に実現しています。
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統計に基づいた通信経路や通信帯域の自動的な制御
- ネットワークやノードの状況を表す各種の指標をリアルタイムで収集・解析し、その結果に基づいて最適な転送方式の選択やフェイルオーバーなどの制御を自動で実行することが可能です。
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