独自の動的帯域制御技術および自律経路制御技術が欧州特許を取得
ネットワークソリューションを開発・販売する株式会社Skeed(スキード)(本社:東京都目黒区、代表取締役CEO:明石 昌也、以下Skeed)は、本日、独自に開発した動的な帯域制御技術および自律経路制御を実現するデータ配信システム技術に関し、欧州特許庁から特許権が付与されたことを発表しました。
【特許の概要】
1.動的帯域制御技術
■発明の名称
DATA TRANSFER METHOD FOR EFFICIENTLY TRANSFERRING BULK DATA
■特許番号
EP2753027
■特許取得日
2018年10月3日
■発明者
栁澤 建太郎(株式会社Skeed 取締役CTO)
■特許出願人
株式会社Skeed
2.自律経路制御を実現するデータ配信システム技術
■発明の名称
DATA DISTRIBUTION SYSTEM, DATA COMMUNICATION DEVICE AND PROGRAM FOR DATA DISTRIBUTION
■特許番号
EP3012742
■特許取得日
2019年5月8日
■発明者
北林 巧巳(株式会社Skeed 取締役CINO)
■特許出願人
株式会社Skeed
このたび欧州特許を取得した技術のうち、「動的帯域制御技術」は日本※1と米国※2で、「自律経路制御を実現するデータ配信システム技術」は日本※3で、それぞれすでに特許を取得しており、主要な先進地域における知財保護とともにグローバル市場におけるネットワークソリューションとしての価値を独占的に引き出す権利を広げることとなります。
これらの独自先進技術はSkeed高速ファイル転送プロダクトやコンテンツ配信ソリューションのコアテクノロジーとして実用化しており、今後さらに多くの顧客企業・ユーザーに向けた製品・サービスの開発・提供に取り組んでまいります。
※1:国内特許第5152940号「バルクデータを効率的に転送するためのデータ転送方法」
※2:米国特許:No.US9,590,912 B2
※3:国内特許第5724154号「データ配信システム、データ配信のためのデータ通信装置およびプログラム」
【Skeedの高速ファイル転送ソリューションについて】
Skeedの高速ファイル転送ソリューションは、長距離通信や回線品質の劣化に伴い伝搬遅延を来すというTCPの欠点を克服するため、特許技術である動的帯域制御機能を持つ独自のファイル転送プロトコルSkeedSilverBulletProtocol(以下、SSBP)を実装したソフトウェア製品およびサービスです。SSBPを用いることで、他の通信と公平に共存しつつ、通信距離やファイル容量を気にすることなく、FTPの数十倍といった大容量高速ファイル転送を実現します。
– Skeed高速ファイル転送ソリューション紹介サイト: https://skeed.jp/product/
– Skeed高速ファイル転送ソリューション技術紹介サイト:https://skeed.jp/skeedtech/sbbtech/
【Skeedのコンテンツ配信ソリューションについて】
P2P技術を活かし、配信元の回線拡幅やサーバ増強コストを抑えつつ、驚異的なスピードで大容量ファイルを多拠点、多店舗への一斉配信を実現するソフトウェアです。
-SkeedDelivery紹介サイト: https://skeed.jp/product/skeeddelivery/
■ 株式会社Skeed(スキード)について:https://skeed.jp/
Skeedは独自の高速データ転送技術とP2Pアーキテクチャをベースとした自律分散コンピューティング技術により、高効率でセキュアな純国産のネットワーク・ソリューションを開発・販売しています。更なる広がりをみせるクラウドコンピューティングやビッグデータ、IoT時代において必須となる真のコアバリューを提供しています。
Skeedは、2013年にRed Herring Global Top100 Companyに選出されています。 http://www.redherring.com/events/red-herring-global/rhg2013winners/ |
<本件に関する報道のお問い合わせ先>
株式会社Skeed 広報担当:松岡
TEL:03-5487-1032 E-mail:pr@skeed.co.jp
※ 本リリースに掲載されている製品名、会社名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。