Skeed各プロダクトに関してのよくあるお問い合わせ・ご質問について、回答例をご紹介しております。
導入前のご検討時や導入設定時、ご使用中のご確認・不明点などの解消にお役立てください。
SkeedSilverBullet FAQ
基本情報
海外など遠隔地や回線品質が低い転送先へのファイル転送を行う際に、高速かつ安全に転送することができるソフトウェアです。特に動画など大容量ファイルや数千、数万といった多数ファイルを転送する際には、一般的なTCP通信による転送に比べて大きな改善が期待できます。
Deffie-Hellman鍵合意アルゴリズムまたはRSA公開鍵暗号によって共通暗号鍵を合意し、AESアルゴリズムによって通信内容を暗号化しています。そのため、インターネット上の通信を傍受された場合でも情報漏えいの心配はございません。
独自の動的帯域制御アルゴリズムを搭載しており、同一の通信経路を利用する他の通信が存在する場合には、他の通信に対して自動的に帯域幅を譲ります。そのため一般業務がSkeedSilverBulletのファイル転送によって妨害されるということはございません。
はい、クラウド上のサーバーに対してSkeedSilverBulletをインストールしてご利用頂く事が可能です。Amazon EC2/NiftyCloud/IIJ GIO等の各種クラウド事業者での動作実績がございます。
はい、ご利用可能です。現在、Amazon S3に対応しております。
はい、ご利用可能です。ただしSSL VPNでは効果が出ない可能性があります。
SkeedSilverBulletは、遅延が大きかったりパケット損失が多い経路において、TCPのような性能の劣化を防ぎ、高速な転送を実現する製品となります。したがって同一LAN内のような、遅延もパケット損失もない好条件な環境下においてはTCPでの転送性能を越える事はありません。
圧縮はしておりません。
本製品は、キャッシュのような一般的な方法では効率化を実現できないファイル転送シナリオにおける高速化を実現するものです。そのため、キャッシュ機構は設けておりません。
LTEなどの4G回線は、帯域幅は細いですが、比較的RTTが大きくパケット損失率も高い環境になりますので、一般的なTCPを利用した転送に比べて高速な転送が期待できます。なお、テザリング環境では回線状態によって性能が大きく変動します(3Gは非推奨)。
試用版ライセンスやアカウントをご用意しておりますので、製品ページの「お試し・お問い合わせ」からお気軽にご請求ください。
SSBPが機能する動的帯域制御の回線帯域により、サーバライセンスとして50Mbps版、100Mbps版と1Gbps版の3タイプがございます。これにクライアントライセンス(GUI、CLI、Agent)の3タイプを加えてご利用になれます。また、オプションとして「差分同期機能」「システム連携用API」「外部連携機能」を追加できます。仕様の詳細と価格につきましては、弊社担当にお尋ねください。
設定情報
Windows、macOSでご利用頂けます。サーバはこれに加えてLinuxでもご利用頂けます。バージョン等詳しくは製品紹介ページをご覧ください。
CPUは1コアあたりのクロック周波数が高い方がより高速に転送可能です。 推奨スペックとしてはサーバでインテルXeonプロセッサー2.4GHz相当、クライアントではインテルPentium4 3.00GHz相当以上となります。
なりません。推奨RAMサイズはサーバーで4GB以上、クライアントで2GB以上です。
初期設定値ではサーバー側のルーター/ファイアウォールで、InboundのUDP:5100番(高速通信用)とInboundのTCP:9090番(Web管理画面用)を利用していますが、任意の値に変更していただくことも可能です。 ただし、well-knownポート(1023番以下)を利用する場合は、システムの管理者権限が必要となり、また本来の目的以外で利用する事になるため推奨されません。
なお、TCP:9090番は外部からWeb管理画面を利用されない場合(LAN内のみでの利用の場合)は開放しないで運用する事も可能です。
クライアント側ではOutboundのUDP:5100番および、その戻りのUDP通信を開放して頂く必要があります。
いいえ、クライアント側アプリケーションは待受を行う処理ではありませんので、ポート番号の固定を行うことはできません。
SkeedSilverBullet独自のユーザー管理を行います。管理はコマンドおよびWebの管理画面で行うことが可能です。 「管理者」「スタンダード」のユーザ権限が存在し、このうち管理者権限のユーザのみ他ユーザの管理(作成、変更、削除)を行うことが出来ます。 Active Directory,LDAPのような外部の認証からログインする事も可能で、ユーザは設定時にどの権限で動作するか、事前に設定したルールに従って動作します。
はい。OpenJDK11がご利用頂けます。但し、MacOSサーバーの場合はOracleJDKが必要です。
サーバープロセスの実行ユーザーはインストール時に指定したアカウントで実行します。rootでの運用はセキュリティの観点から推奨はしておりません。
サーバープロセスの実行ユーザーが読み書き可能であれば問題ありません。
クライアントアプリケーションのインストールには管理者権限は不要ですが、サーバーアプリケーションのインストールでは管理者権限が必要です。
はい、ご利用いただけます。
はい。ADやOpenLDAPのユーザ情報を使って、予め指定した条件の中でSilverBulletにログイン可能です。いくつかの制限がありますのでご注意ください。
・Web管理画面のファイル転送画面から高速転送は出来ない
・ADプライマリグループにのみ所属しているユーザは利用出来ない
既存システムからファイル転送部分のみ、SkeedSilverBulletにて高速化が期待出来ます。 SkeedSilverBulletサーバは独立して動作させ、転送部分のみ「REST-ful API」を呼ぶよう置き換える構成(疎結合)が最も簡単です。 転送部分のみがSkeedSilverBulletによる仕組み(JavaWebStart)に置き換える為、既存システムの改修が軽微で済みます。
可能です。 例えばサーバ間転送の場合、片方のサーバのAPI「REST-ful API」を操作します。APIからは各種ファイル転送の指示や転送状況、ステータスの取得が可能です。
外部スクリプトからのファイル転送処理、詳細ステータスの取得、ユーザやグループの管理などが行えます。
共存出来ます。しかし、セキュリティソフトによっては、UDPの通信をブロックしたり、不明なアプリケーションの実行を妨げる事もありますので、 然るべきポート開放及びその他設定をお願いします。
ソフトウェアとして対応していませんが、アプリケーション内のデータベースの利用方法、ストレージ書き込み先などを変更する事でHA構成を組む事は出来ます。自身が死活監視や途中処理の引継ぎをする事は出来ません。
以下、最低限の動作の為、必要なステップです。
■サーバ側
1:インストーラを実行する
2:ライセンスキーを登録してアクティベート(Web管理画面)
3:ユーザ作成(ホームディレクトリ等を指定)(Web管理画面)
■クライアント側
1:インストーラを実行する
2:接続先サーバへログイン
詳細情報・その他
はい、複数ファイルを選択した状態で、「アップロード/ダウンロードボタンを押下する」「右クリックからアップロード/ダウンロードを選択」「CtrlキーおよびShiftキーを押下しながらドラッグアンドドロップ」の いずれかの操作で複数同時転送が可能です。
以下の場所に出力されます。
■サーバログ
[Windows] C:\ProgramData\Skeed\SilverBulletServer\logs
[Linux/Mac OSX] /var/log/ssb_server
■クライアントログ
[Windows] C:\Users\{ログインユーザ}\.ssbguic\logs
[Mac OSX] $HOME/.ssbguic/logs
※尚、サーバログは標準バスとなりますので、インストール時に変更されている場合は上記と異なります。
ログファイルの保存ポリシーは以下のようになっています。
・1ファイル当たり、10MB
・歴代ファイルは10ファイルまで
・10ファイルを超えたら古いものから破棄して循環
ファイル転送の証跡は、Web管理画面の「転送履歴」:よりご確認頂けます(CSV形式でエクスポートする事も出来ます)。
Web管理画面の転送履歴では
・転送したファイル(名前、転送先パス、サイズ)
・転送方向
・通信先のIPアドレス、メールアドレス、クライアントのバージョン
・転送開始と終了時刻、所要時間、平均速度
・転送の進捗
が確認出来ます。
ログには細かい挙動が記録される為、転送履歴として全ての情報は出力されておりません。
詳細は、ログに含まれる各転送バッチIDを元に、サーバ側のRESTful-APIを呼ぶことで取得出来ます。
削除されるまで無期限に残ります。
転送相手の契約回線がボトルネックになっている可能性があります。「http://www.speedtest.net/」等で実際の速度を計測してみてください。
ディスクキャッシュが適用され、ディスクからの読み込み速度が高速になっているものと思われます。
クラウドストレージをご利用になる場合には、そのストレージが存在するリージョン(地域)と同一リージョンにSkeedSilverBullet Serverを設置して頂く必要がございます。オンプレミスサーバーでクラウドストレージに保存する設定は遠距離間をTCPにて接続する事になりますので推奨しておりません。
社内ポリシーにて、外部との通信をすべてProxyを経由して行うような場合、UDPの直接通信を許可しない限りサーバとの疎通が行えません。
Web管理画面の下部、GUIクライアント起動時のスプラッシュ画面、またはサーバのAPIからもバージョンの確認が出来ます。
転送中に受信側ディスクスペースがなくなってしまった場合、受信側で書き込みができませんので転送レートが0bpsまで引き下げられます。なお、その際にはディスクフルによって接続が途切れるということはなく、ディスクスペースが空き次第徐々に転送レートが上昇し転送が完了します。
SkeedFileMessenger FAQ
基本情報
Web画面とメール通知により、大容量、多数のファイルを高速・簡単に送達(デリバリー)するためのソフトウェア製品・Webサービスです。提供形態はパッケージ版、クラウド版の2種類ございます。
例えばこれまで、メール添付では大きすぎて分割送信したり、送信をあきらめていたファイルを、メール添付の感覚のまま送信出来るようになります。 また、物理搬送していた大容量データをインターネットを使用して高速かつ安価にやりとりしたり、 本部で作成した資料を世界各地の拠点に配布するなど、PC間で大容量データの送受信が必要なあらゆる作業の時間短縮やコストカットに効果を発揮します。
ネットワーク通信として、UDPに弊社独自の高速プロトコルSSBP(日本特許第5152940号、米国特許US 9,590,912 B2、欧州特許EP2753027)を実装した転送技術を用いているからです。
UDPを使った高速ファイル転送の他、HTTPによる通常のファイル転送も可能です。ただし、Webブラウザからの転送となりますので、ブラウザ毎のファイルサイズ制限(概ね2GBが最大サイズ)、遅延の大きい場所では転送速度の低下、途中で転送に失敗した場合のレジュームが効かない、などの点が生する可能性はございます。
はい。SkeedFileMessengerは、デリバリー元として指定されたディレクトリの中にあるファイルやサブディレクトリの階層構造を保ったままデリバリーします。(高速モードご利用の場合。)
推奨動作環境上であれば、数千個程度のファイルをデリバリーすることができます。(高速モードご利用の場合) ただし、具体的な限界値は動作環境によって変わります。
デリバリー対象のファイルのサイズには制限がありませんので、どんなサイズのファイルでもデリバリーすることができます。(高速モードご利用の場合)
はい。デリバリー対象のファイルデータは転送時に暗号化されます。(高速モードご利用の場合)
はい。履歴画面からファイルのデリバリーを再開可能です。
はい。Mac、Windowsでご利用頂けます。
はい。サーバはMac,Windowsのほか、Linux版もご用意しております。
はい、クラウド上のサーバーに対してSkeedFileMessengerをインストールしてご利用頂く事が可能です。
デリバリーの開始時・完了時に、利用者のメールアドレスに通知メールが送信されます。また、履歴画面からデリバリーの進行状況を見ることができます。
「ファイル収集機能」によりメールでアップロードを依頼できます。
デリバリー・ファイル収集を自動化可能な外部連携API機能がございます。 SkeedFileMessengerはデリバリー元やファイル収集先として、サーバにマウントされたディスクを指定可能です(ダイレクトサーブ機能・ダイレクトレシーブ機能)。 組み合わせたいソフトウェアがそのディレクトリを操作することができれば、組み合わせることができます。
試用版ライセンスやアカウントをご用意しておりますので、製品ページの「お試し・お問い合わせ」からお気軽にご請求ください。
高速転送モードで転送する場合の、動的帯域制御が機能する回線帯域により、100Mbps版と1Gbps版の2タイプがあります。これには予めクライアントライセンス(スタンダードユーザー用)が「10」セットされています。また、そのほかにもオプションとして「ダイレクトサーブ・レシーブ機能」を追加できます。仕様の詳細と価格につきましては、弊社担当にお尋ねください。
設定情報
Windows、macOSでご利用頂けます。サーバはこれに加えてLinuxでもご利用頂けます。バージョン等詳しくは製品紹介ページをご覧ください。
対応OS上のjavaを利用して動作するアプリケーションですので、javaの実行環境が必要となります。また、高速転送の為にUDP通信ができる環境の開放が必要です。その他、SkeedFileMessengerサーバーを参照できるSMTPサーバ(メール送信サーバ)のご用意が必要です。(FileMessenger自身はメールサーバとしての機能はございません)
CPUは1コアあたりのクロック周波数が高い方がより高速に転送可能です。 推奨スペックとしてはサーバでインテルXeonプロセッサー2.4GHz相当、クライアントではインテルPentium4 3.00GHz相当以上となります。メモリを多く積んでも速くはなりません。推奨RAMサイズはサーバで4GB以上、クライアントで2GB以上です。
初期設定値ではサーバー側のルーター/ファイアウォールで、InboundのUDP:5100番(高速通信用)とInboundのTCP:9090番(Web管理画面用)を利用していますが、任意の値に変更していただくことも可能です。ただし、well-knownポート(1023番以下)を利用する場合は、システムの管理者権限が必要となり、また本来の目的以外で利用する事になるため推奨されません。
なお、TCP:9090番は外部からWeb管理画面を利用されない場合(LAN内のみでの利用の場合)は開放しないで運用する事も可能です。
クライアント側ではOutboundのUDP:5100番および、その戻りのUDP通信を開放して頂く必要があります。
いいえ、クライアント側アプリケーションは待受を行う処理ではありませんので、ポート番号の固定を行うことはできません。
SkeedFileMessengerサーバー、クライアントともOracleJava7もしくは8(JREまたはJDK、MacOSX上においてはJDK)となります。なお、クライアントにJava8が予めインストールされていない場合、Java8を同梱した専用クライアントソフトをダウンロードしていただき、インストールすることでお使いいただくことも可能です。
「管理者」「スタンダード」「ゲスト」のユーザ権限が存在し、管理者権限のユーザのみ他ユーザの管理(作成、変更、削除)を行うことが出来ます。スタンダードユーザは不特定の相手にファイルを送信できますが、ゲストユーザはスタンダードユーザにのみファイルを送信できます。
外部スクリプトからのファイルデリバリー、ファイル収集の依頼が行えます。 相手側のファイルの受け取りやアップロード作業は、従来のフロー通りwebブラウザを通して操作してもらう形となります。
共存出来ます。しかし、セキュリティソフトによっては、UDPの通信をブロックしたり、不明なアプリケーションの実行を妨げる事もありますので、 然るべきポート開放及びその他設定をお願いします。
対障害性という意味ではソフトウェアとして対応していませんが、アプリケーション内のデータベースの利用方法、ストレージ書き込み先などを変更する事でHA構成を組む事は出来ます。(自身が死活監視や途中処理の引継ぎをする事は出来ません。)これにより、負荷分散を目的とした、転送に利用するSkeedFileTransferサーバを複数持たせるクラスタリング構成を組む事が出来ます。
以下、最低限の動作の為、必要なステップです。
■サーバ側
1:インストーラを実行する
2:ライセンスキーを登録してアクティべート(Web管理画面)
3:ユーザ作成(各種設定を指定)(Web管理画面)
4:メール送信(SMTP)サーバの連携確認
5:転送に利用するFileTransferサーバとの連携設定
(*上記 FileTransfer / Enterprise の「2,3」の作業も必要です。)
■ユーザ側
特に必要なし
詳細情報・その他
一度に100件の転送先にアップロードしたファイルの転送依頼をすることが出来ます。
以下の場所に出力されます。
■SFMサーバログ
[Windows] C:\ProgramData\Skeed\FileMessenger\logs
[Linux/Mac OSX] /var/log/sfm_server
■SSBサーバログ(高速転送を利用した場合のみのサーバログ)
[Windows] C:\ProgramData\Skeed\SilverBulletServer\logs
[Linux/Mac OSX] /var/log/ssb_server
■クライアントログ(高速転送を利用した場合のみのクライアントログ)
[Windows] C:\Users\{ログインユーザ}\.ssbguic\logs
[Mac OSX] $HOME/.ssbguic/logs
※尚、各サーバログは標準パスとなりますのでインストール時に変更されている場合は異なります。
ログファイルの保存ポリシーは以下のようになっております。
・1ファイル当たり、10MB・歴代ファイルは10ファイルまで
・10ファイルを超えたら古いものから破棄して循環
ファイル転送の証跡は、Web管理画面の「デリバリー履歴/ファイル収集履歴」よりご確認頂けます(CSV形式でエクスポートする事も出来ます)。
Web管理画面のデリバリー履歴/ファイル収集履歴では
・転送したファイル(名前、サイズ)
・転送方向
・送り先のメールアドレス、通知したメール内容
・デリバリー/ファイル収集のステータス
・各種通知のタイミングの日時
が確認出来ます。
ログには細かい挙動が記録される為、転送履歴として全ての情報は出力されておりません。
詳細は、ログに含まれる各転送バッチIDを元に、サーバ側のRESTful-APIを呼ぶことで取得出来ます。
削除されるまで残ります。
Web管理画面の下部、またはサーバのAPIからもバージョンの確認が出来ます。
デリバリーやファイル収集によってサーバに預けられたファイルは、不要になったタイミングで自動削除されます(手動で削除することも可能です)。 自動削除のタイミングは、各有効期限が切れた以降、定期的に実行されるバッチ処理のタイミングで削除されます。 なお、初期設定ではデリバリーが300時間、ファイル収集が120時間が有効期限となっていますが、サーバ側の設定よりご変更頂けます。 Web管理画面より「システムパラメータ設定」にて、delivery.expiration.hours(デリバリー有効期限(時間))およびcollection.expiration.hours(ファイル収集有効期限(時間))を変更
社内ポリシーにて、外部との通信をすべてProxyを経由して行うような場合、UDPの直接通信を許可しない限りサーバとの疎通が行えません。
次の2つになります。
■ダイレクトレシーブ
ファイルデリバリーの開始は通常、Web管理画面を通してローカルのファイルをサーバに預ける(アップロード)所からになります。既に送りたいファイルがサーバ上ある場合は、アップロードの手間を省き、サーバにあるファイルを直接指定する事が出来るようになります。
■ダイレクトサーブ
ファイル収取が完了すると、Web管理画面を通してローカルのファイルをサーバに預ける(アップロード)所からになります。既に送りたいファイルがサーバ上ある場合は、アップロードの手間を省き、サーバにあるファイルを直接指定する事が出来るようになります。
転送中に受信側ディスクスペースがなくなってしまった場合、受信側で書き込みができませんので転送レートが0bpsまで引き下げられます。なお、その際にはディスクフルによって接続が途切れるということはなく、ディスクスペースが空き次第徐々に転送レートが上昇し転送が完了します。
SkeedDelivery FAQ
基本情報
複数のノードに向けた、コンテンツの一斉配信を行うソフトウェアです。
店舗や事業所等の複数拠点に、同一の内容を一斉に配信する用途に適しています。
配信先の数が多く、配信元の負荷が大きい構成の場合にサーバーから一斉配信する場合などに比べて、極めて短時間に、低コストで実行することが可能です。
はい。指定時間内に配信が完了しなかった等で配信が中断された場合、次回実行時は続きから再開します。
はい、試用ライセンスによって実環境による動作を確認することが出来ます。
主に配信元サーバーライセンスと配信先ライセンスで構成されます。詳細はお問い合わせください。
設定情報
配信元と配信先で対応プラットフォームが異なります。
配信元は以下のとおりです。
Red Hat Enterprise Linux 6 / 7、CentOS 6 / 7
Windows Server 2012 / 2016 / 2019
配信先は以下のとおりです。
Red Hat Enterprise Linux 6 / 7、CentOS 6 / 7
Windows Server 2012 / 2016 / 2019
Windows 8.1 / 10
Java実行環境が必要です。対応するバージョンはOracle Java 8になります。
はい。スケジュールを設定することで、決まった曜日や時間帯に配信を実行することが出来ます。
はい。配信グループを設定することが出来ますので、配信毎に送り先を切り替えることが出来ます。
詳細情報・その他
OSやファイルシステムの制限は受けますが、SkeedDelivery固有のサイズ制限はございません。
配信元から一斉に多拠点や多店舗に大容量ファイルを配信すると回線やサーバの増強が必要になり、専用線等を契約すれば年間数千万円のコストがかかります。SkeedDeliveryならそうした増強をすることなく、より短時間で確実に配信することができるからです。
SkeedDeliveryはファイルのブロック化や多段転送、マルチパス転送などの技術を組み合わせて、効率的に通信帯域を使用します。これにより、ボトルネックとなりがちな配信元の負荷を軽減し、転送に要する時間の短縮を行います。
SSBPオプションを使用することにより、遅延が大きい遠隔地への配信の高速化も可能です。