災害時も稼働し避難支援や2次災害を防止するIoTデータ流通基盤技術「SkeedOz」

SkeedOzとは

広く分散設置されたセンサー装置の測定データを、P2P自律分散機構により、LPWAのメッシュネットワークやIPネットワークを利用して情報収集したり、センサー装置やアクチュエーターへ制御命令や情報を伝達できるIoT向けデータ流通基盤技術の総称です。

データ流通の基本構成

• 無線タグ(ビーコン)と中継器間(ノード)、スマートフォンと中継器間はBluetooth LEで通信
• 通信中継器(ノード)同士は920MHz帯LPWAで通信
• 通信中継器にはGPSを搭載、無線タグ検出時にビーコンIDと位置情報をSkeedOzのP2P自律分散機能で効率的に情報を伝達

特長・メリット

IoTデータ流通における自律分散型＝SkeedOzの優位性

IoT導入用途

地域・社会課題向けソリューション

行政改革、少子高齢化による人手不足を効率的に支えるため。SkeedOzによる自営通信網は、自治体のエリアに数多く設置された各種センサーやIoT機器との通信を低コス トで実現し、要介護者や子供の見守り、防災・減災、その他公的サービスなどの自律的な社会システムを構築する一助を担います 。

子ども・高齢者の見守り

• 見守りタグから発信される情報をBLE、サブギガ帯を使い情報を伝達、見守る家族にスムースにお知らせ
• 年間4万人ともいわれる高齢者の行方不明を未然に防ぐとともに、捜索も支援
• 子どもの登下校時や外出時、帰宅時間の遅くなる塾帰りの見守りもこれで安心
• プライバシー情報の外部漏洩も心配なし

気象・災害予防

• 台風や豪雨、地震、火山爆発など頻発する自然災害への対策として様々なシーンで利用可能
• 水位計センサーデータによる河川氾濫や橋梁・建物の強度、傾斜状況など予兆監視を広範囲に亘り遠隔操作で効率的に支援

自転車・自動車の所在確認・盗難防止

• 自転車のカギや自動車にダッシュボードにタグを忍ばせておくだけで、そこから発信されるデータは近くを通りかかったスマートフォンや中継器を介して位置情報を通知
• これをスマートフォンアプリを介して確認すれば、所在確認や盗難防止として利用可能

農場・酪農の育成・分娩支援

• タグに様々なセンサーを付加し飼育している牛や豚などに取り付けることで、分娩、育成、肥育など飼養管理を効率的に支援
• 田畑などの農作物の生育状況の把握や管理にももちろん利用可能。収集したデータを蓄積し分析を加えることで、さらに生産性をアップ

…その他、室内外や作業場での熱中症対策としての体調管理、ペットの見守り、交通渋滞などの道路状況の共有、ライフラインの修繕管理、など様々な社会活動において SkeedOzがお役に立ちます

産業・法人向けソリューション

SkeedOzは産業・法人向け用途としても多様なソリューションを提供します。例えば、オフィスや工場、病院などの機器工具備品などの資産管理、オフィスビルなどの社員位置確認、行動記録、店舗、ショッピングモール、テーマパークなどの来場者動線分析、倉庫などにおける在庫品管理　運送業などによる受託荷物の追跡等々。
現在、これらのアプリケーションはSCSKより「CollaboView」として提供中です。

タイムリーなオンラインコミュニケーション

在席管理／備品管理
フロアマップに人やモノを表示
確認した社員へのコンタクトを実現

オフィスの有効利用

チームメンバーが、「いつ」「どこで」働いているか一覧表示チームメンバーの勤務状況や出勤情報を把握

働き方の見える化

オフィス空間の利用実態を分析し最適なオフィス活用方法を見える化。安定したオフィスの運営と最適化を実現

「CollaboView」については、SCSKのサービスサイト
（ https://www.scsk.jp/sp/collaboview/index.html）をご確認ください。

提供製品と役割