当社は2005年に創業し、P2Pテクノロジーを基盤に社会のICT促進に貢献することを目指すソフトウェアカンパニーとしてスタートしました。SCSKグループに参加した現在でも、当初の志を変えることなく、その使命を果たすことの重要性を強く感じています。
当社のテクノロジーは、大容量動画ファイルの安全で高速な転送から、無数のセンサーチップが発信する小さなログ・データの収集まで、多様な実証実験の実績を持ち、米国や欧州でも国際特許として承認されています。
P2Pテクノロジーは自律的に通信経路を選択するため、耐障害性と保守性に優れています。そのため、特に災害大国日本において通信インフラの途絶が予想される災害時を想定した活用や、環境が過酷な第一次産業の現場で各種センサーを活用して生産性を向上するための活用などの事例が産まれており、今後は車やロボットなどが互いに協調するシステムにも応用することも想定しています。
今後は、SCSKグループとしてソフトウェアを提供するだけにとどまらず、IoTソリューションに興味がある製造業など異業種との共創により新たなネットワークソリューションを社会に提供する必要不可欠な国産ベンダーとして一層努力してまいります。引き続き、ご支援賜りますようお願い申し上げます。
株式会社Skeed
代表取締役CEO
白川 正人 / Shirakawa Masato