高速ファイル転送製品のラインナップ強化と価格改定を実施 〜利用シーン合わせた幅広い選択が可能な価格体系と提供形態に〜

ネットワークソリューションを開発・販売する株式会社Skeed(スキード)(本社:東京都目黒区、代表取締役CEO:明石 昌也、以下Skeed)は、主力製品である高速ファイル転送ソリューションの製品ラインナップの改編と価格改訂を8月1日付で実施、海外や地方に拠点を持つ中堅・中小企業やSOHO、個人事業主、さらに海外企業へのアプローチ強化を図ることを本日、発表しました。

【発表の概要】

日米で特許を取得※1した独自のネットワーク制御技術に基づき開発したSkeedの高速ファイル転送ソリューションは、インターネット回線の空き帯域を高効率に利用し、TCP比70倍※2を超える実効速度を実現します。その価値はギガバイトを超えるような大容量ファイル転送や回線品質が悪く遅延の大きい海外とのファイル転送・共有などの業務シーンにおいてより発揮されます。
こうした特長は国内企業に留まらず、海外企業においても注目されており、IPトラフィックが急速に増大し、ブロードバンド化を進める世界各地域において今後、急速に需要が高まることが予想されます。(表1参照)
例えば、全世界のIPトラフィックの1/3を占め、今後も大きな成長の見込まれるアジアでは、中国が2017年までの3年間に合計1兆元以上を投資し、大部分の都市部家庭における100Mbpの光ファイバ接続環境、主要都市におけるブロードバンド平均アクセス速度30Mbps超、80%以上の行政村における光ファイバ開通、4Gネットワークの全面普及等の実現に取り組むと発表しています。インドでは「デジタル・インディア計画」を推進し2018年度までの5年間で予算は総額1兆1,300億INRを計画するなど、回線環境の大幅な改善が見込まれます※3。(表2参照)
Skeedはこうしたアジア地域における高速ファイル転送ソリューションの需要拡大を睨み、8月1日付けで高速ファイル転送ソリューションの製品ラインナップと価格体系を見直し、月額300円からのクラウドサービスをはじめ、より分かり易くかつお求めやすい価格体系・提供形態に改訂します。 本改訂により、これまで動画など大容量ファイルのアップロードや海外拠点、関係先とのやり取りに日数や手間、コスト負担が重く業務上の制約となっている中小・SOHO企業から個人事業主まで、国内外を問わずより幅広い顧客層への利用拡大を目指します。

※1:日本特許第5152940号「バルクデータを効率的に転送するためのデータ転送方法」、米国特許US 9,590,912 B2「DATA TRANSFER METHOD FOR EFFICIENTLY TRANSFERRING BULK DATA」
※2:日本-ドイツ間での100MBのファイル転送における実測値
※3:平成28年版 情報通信白書より

 

 

1)SkeedSilverBullet(スキードシルバーバレット)

用途・特徴:
・FTPツールの代替やファイル共有用途、拠点サーバ間での高速なファイル転送などに適します
・細かな帯域制御な暗号化設定なども容易です
・自社サーバからクラウドサーバへの引っ越しなどにも便利です
提供形態:
・永久ライセンスパッケージまたは年間サブスクリプションパッケージのご購入
最少構成価格:
・永久ライセンス(SkeedSilverBullet サーバ50Mbps※×1)+(GUIクライアント×1)=¥510,000(保守料別途)
・年間サブスクリプション(SkeedSilverBulletサーバ50Mbps※×1)+(GUIクライアント×1)=¥264,000(保守料込)

2)SkeedFileMessenger(スキードファイルメッセンジャー)

用途・特徴:
・メールに添付できない大容量ファイルを安全、お手軽、高速に送達します
・クライアントに専用ソフトは不要です
・一度に100のあて先に向けて、ファイル高速送達およびファイル高速収集依頼が可能です
提供形態:
・永久ライセンスパッケージまたは年間サブスクリプションパッケージのご購入
最小構成価格:
・永久ライセンス(SkeedFileMessengerサーバ100Mbps※/10ユーザー)=¥1,000,000(保守料別途)
・年間サブスクリプション(SkeedFileMessengerサーバ100Mbps※/10ユーザー)=¥518,000(保守料込)

3)Cloud版SkeedFileMessenger(クラウド版スキードファイルメッセンジャー)

用途・特徴:
・SkeedFileMessengerのクラウドサービス
・初期コスト、サーバ設定など不要でクイックにご利用いただけます
・企業や組織単位でガバナンスに則したご利用が可能です
提供形態:
・月間契約
・年間契約(スーパーライトプランのみ)
最少構成価格:
・スーパーライトプラン(基本転送流量1GB/月)、利用期間12カ月×1ID)=¥3,600/年

4)SkeedSync(スキードシンク)

用途・特徴:
・遠隔地間でのリアルタイムファイル同期を実現します
・海外や地方拠点との開発などの共同作業を支援します
・遠隔地へのファイルバックアップなどを容易に実現します
提供形態:
・永久ライセンスパッケージのご購入
最少構成価格:
・(SkeedSync同期ソフトウェア100Mbps※×2)+(SkeedSync管理ソフトウェア100Mbps※×1)=¥1,000,000(保守料別途)
※使用上限帯域を意味し、高速ファイル転送における動的帯域制御の働く範囲を指します。

≪お問い合わせ≫

各製品・サービスの詳細な仕様・価格、その他ご質問につきましては以下の各サイトまたはSkeed営業担当窓口(03-5487-1033)までお問い合わせください。
SkeedSilverBulletご紹介ページ:https://skeed.jp/product/skeedsilverbullet/
SkeedFileMessengerご紹介ページ:https://skeed.jp/product/skeedfilemessenger/
Cloud版SkeedFileMessengerご紹介ページ:https://skeed.jp/product/cloudskeedfilemessenger/
SkeedSyncご紹介ページ:https://skeed.jp/product/skeedsync/

【Skeedの高速ファイル転送ソリューションについて】

Skeedの高速ファイル転送ソリューションは、長距離通信や回線品質の劣化に伴い伝搬遅延を来すというTCPの欠点を克服するため、特許技術である動的帯域制御機能を持つ独自のファイル転送プロトコルSkeedSilverBulletProtocol、(以下SSBP)”を実装したソフトウェア製品およびサービスです。SSBPを用いることで、他の通信と公平に共存しつつ、通信距離やファイル容量を気にすることなく、FTPの数十倍といった大容量高速ファイル転送を実現します。
Skeed高速ファイル転送ソリューション紹介サイト: https://skeed.jp/product/

■ 株式会社Skeed(スキード)について:http://www.skeed.co.jp/
株式会社Skeedは独自の高速データ転送技術と創業者の金子勇のP2P技術を受け継いだ自律分散コンピューティングに基づくネットワークソフトウェア製品を多数開発し提供しております。
Skeedはこれらのソリューションにより、日常のありとあらゆる場で必須となったインターネットを、より「高速」に 「簡単」に「安全」に、そして「安価」に活用したいという要望に応えてきました。IoT、AI、ブロックチェーンなどの新分野においてますます高まるこの期待に、Skeedは更なる技術革新を通じて応えて参ります。

RedHerringGLOBAl100 Skeedは、2013年にRed Herring Global Top100 Companyに選出されました。
http://www.redherring.com/events/red-herring-global/rhg2013winners/

<本件に関する報道のお問い合わせ先>

株式会社 Skeed  広報担当:松岡
TEL:03-5487-1032   E-mail:pr@skeed.co.jp
※ 本リリースに掲載されている製品名、会社名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です